町田メガネは治らない

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<<   作成日時 : 2008/04/06 18:10   >>

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■長生きしたい

【世界の現状】
僕が、東京から大阪の友人に何かを贈ったとしよう。

そうさね。
僕の手作りケーキだとしよう。人生で一度も菓子を作ったり焼いたりすることは無いと思うが。

まあ、仮に。ね。


日々働き、対価を受けて。その対価である給料の一部を割いて道具と材料を買って。
自分の空間で、この場合は自分の家で捏ねて、焼いたんだ。

それを、冷めた所を見計らい素早く包装して。生鮮品として郵送する。

トラックで運ぶのだろうか?列車で運ぶのだろうか?
流通業界のことは良くわからないけれども、まあ何かが運ぶのだろう。

貰い手は、そのケーキを受け取り、食う。
普通の友人なら、メールの一通もよこすさ、ありがとうとか、美味しかったとか。


【繰り返す事は前提で】
食料を産する世界の王がいて、自分の影響の大きさを世界を統べる力だと理解する。

世の中が何がどう進化しようが退化しようが、人間がいるから人間の世界があるわけで。
人間が、未だ肉体をもって様々な糧食を得て生きる生物的である限り逃れえぬ問題。
それを、食料を供給する側に立つ人々は気が付いてしまったら。

通貨を仕切る団体があって、自分の影響の大きさを世界を統べる力だと理解する。
物々交換など馬鹿げた段階をとっくに通過した人類社会は
すべての価値観を金で計られ、身近にしろ遠方にしろその単位で交渉する。
通貨という社会の血液の価値に自信の価値を重ねて誇りに思う人々がいたら。

物流を一手に操る実物の動脈を押さえる人が、自らの価値を踏み込んで理解する。
欲しいものが目の前に届くためには、自分の力が必要で
欲しくとも実物が眼前に届けられなくば、その欲求はいつまでも夢であり現実ではない。
流通という、現実のエネルギーの流れを自在にする人が野望をもったら。

治安を維持する人々が民衆の中から選抜されて、自分達こそが全ての土壌だと理解する。
暴力を封じるのは、その凶暴な矛を止める事ができるのもまた、武にして暴力。
その選ばれし暴力装置が、その悲痛な宿命の割に合わぬ小さな尊敬しか得ていない時。
人間活動の場を安定させる人々が、その力に酔いしれたとしたら。


「僕のケーキが届いて、美味しく食べてもらえたよ!」
その言を、自らこそがと思う彼らは「そうであろう、感謝しろよ」と内心思うかもしれない。



その傲慢な想いが、過去に様々な団体や集団に宿り、そこを起点にして
祭を動かし政を動かし、時には政祭そのものの意思決定を握って。
和が崩れ、何かが破れて何かが勝り、それやそれらを再生する。


人間社会は、そんなこんなを繰り返してわずかながらをその度に学んで、
より高度な今の社会を築いているといえる。

ゆえに、今後も何度でも幾らでも繰り返す。
繰り返してただただに悲劇と流血の脱皮を繰り返し、骨折と最接合を、疲労と回復を繰り返し
誰も目指しているわけでもない、よりよい社会へと一歩ずつ進む。


そのきっかけは、人間集団の弛緩。
その弛緩に、意識ある人間が電流を流し、悲劇が始まる。

社会を、一見不必要に振動させて、より強靭な社会へと再生する。


【繰り返すならば、どんな頻度であるべきか】
性善説がもしもひと時世界で支配的な位置をしめて、
優しく安穏な時代を人類が一時的に共有した後。

弛緩した精神世界が見える人間達の、
地上のキリトリ合戦がどれだけの血を流すのかと思うと
常に世界は、程よく残酷で、程よく犯罪が身近で、程よく皆がハリネズミで
それゆえに、信頼できる友人、仲間、町、国、民族の心地よさを知っている世界がいいな。


だのに、想像してやまない。
世界が平和に熟れて、世界が同時に腐って、その腐土を栄養に世界を再生する
超巨大な、凄まじく残酷で悲惨で、喜怒哀楽が光りに光り
全ての人間が一個の人として社会に、ネットワークに放り出されて。

大破壊、大混乱、大暗黒時代からの再生の物語を想像してやまない。


僕の考える社会的な正義や善というのは、人類の進化を促す一石を投じる行為に
どれだけ加担できた人生だったのか、のような気さえしてくる。


【共産主義者の価値】
僕は、ユートピアってとてもいいものだと思う。
誰も傷つけたり奪い合ったりしない世界に、たまらなくあこがれる。
無力な人も有力な人も、何故か平等で平和でという不思議な世界。

たぶん、人類はそんな素晴らしい世界を絶対に決して得ることは出来ない。
でも、それに焦がれる人は後を絶たないだろう、余りにも甘美な夢だから。

僕も、その夢の世界に焦がれる。
不安の無い世界をこの地上に現出できるならば、
納得いく論理的な方法論があったら、きっと僕は「転ぶ」。

でも、僕がまだ転んでいないのは納得できる方法論や指導者に出会ってないから。
納得いく方法を編み出せないから、自分で編み出して人に賛同を求めるようなものを
未だ持っていないから。


でも、ソレを既に得ている人たちがいる。
それが現状の共産主義者達なのだろう。


自らを、人々を導ける「前衛」という存在であると自覚し党を作り活動する彼らは
まさに夢のためにエネルギーを消費する夢のような人たちだ。
僕が至れぬものを、僕が欲しかったものをすでに持っている嫉妬すべき人々。


でも、彼らのここ100年の活動は実を結んでいるとは言いがたい。
成果は100年程度で見えるものではないのかもしれないし、
そもそもが熱病のようなもので、やり方も考え方も土台から大間違いなのかもしれない。

でも、僕の考えるユートピアが、より進化した、より強靭な社会の果てにあるとするならば
彼らが起こした世界中の様々な失敗や敗北は社会の脱皮に役立てたんだと思う。

物理的なものではなく、人間の中から発生した精神的な思想的な集団が起こす
悲劇の可能性を提示してより強靭な社会に人類を世界中で進化させてくれたんだ。

一向宗が下手したら日本を掌握しかねない戦国時代のような事は
江戸時代を通じて骨抜きにされて、きっともうそんな事はできないように。

現実社会に土台を置いていない、人間の直接的な利や利権を背景に当たり前に
どろどろと動いて、為してなんぼのキリトリが改めて主流の時代を作る。

その禊のために、共産主義者達はこの地上を駆けたんだと思う。


【次の社会】
大戦争のたびに、わかりやすく社会が変革する。
社会が変革したから、大戦争が起こる。

でも、もしも世に言われるように世界でもう大戦が起きないとしたら
今起こっている社会の激変はいつどんな価値でこの日本の現実レイヤーに噴出するのか。

今急激に、選ばれし一部の人間だけが扱えていた情報の受信と送信が興っている。
「だから、こうなりますよ、今後は」と胸を張って言い切り、それに対応した政治を
していないということは、仮にわかる人やわかった気になっている人が一杯いても
その社会が進化する思いは、まだまだ常識としては世間で浸透しえていない事を示している。

したり顔で語る識者の個人的意見が聞きたいんじゃない。
現実の社会を、その情報を元に、激しく社会が変化することに対応した政策が見たい。
いつまでもシグマプロジェクト感覚で進むのだろう。


金でも兵器でも食料でもなく、情報が。
情報の量が、情報の室が、情報の操作が一番有力な主人公になる時代が。
国境を越えて、個人や団体がネットワークを通じて、
自分周囲のインフラと情報の限りを尽くして世界を駆ける。跋扈する。

奪うもの奪われるものが、これまでになく複雑で。
それでいて、現実の社会は未だにやっぱり現実で。

人の心に、社会に巨大なとても巨大なひずみが出来ているように思えてならない。


そのひずみがはじけて、その隙間を進化した社会システムが埋める時代が来るまでの
ネットワーク時代における最初の巨大な混沌とその平定。


次の社会、僕は見てみたい。
長生きしよう、そうしよう。


ケーキ一つ作って贈る事にどれだけ変化があるのだろう。
現世利益背景としていない社会正義や思想にどれだけ価値ある世界なのだろう。
ひずみが、この日本でどんな形で目に見える形で現出し、カオスが落ち着きに至るのか。

見たい見たい。
場合によっては、青臭く投じてみたい。

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2008/04/14 12:55

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