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zoom RSS 『クラウドファンディング童貞を捨てるオタクの会』を開いて感じた違和感

<<   作成日時 : 2015/12/16 16:08   >>

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2015年12月15日、秋葉原で「クラウドファンディング童貞を捨てるオタクの会」を開きました。
https://akibap.com/community/455/469

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12日の金曜日に登録ページを作って15日には20人が集ったので、ある層にはかなり興味の強いテーマなのですね。
質疑応答時間中も会食中の雑談もずっと盛り上がっており、「知りたい」「聞きたい」「言いたい」という欲求が常に渦巻いていました。
司会の私が制止しても「これだけは聞きたい!」等と弾き飛ばされれたりと、時間一杯高密度な世界を築けました。

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【違和感とは】
タイトルにある「違和感」を始めに言いますと、クラウドファンディングが必要そうな人に限ってクラウドファンディングに興味が無い、というマッチングのズレを感じたというところです。

集まった人たちの殆どが綺羅星の様な成功者や地域や業界の人気者ばかりで
「……あんたらに、『オタク向けクラウドファンディング』要らんやろ……」
と思える、自己資金力も自己集金力も集客力等、各種マーケティング力を自力で持っていると思える人達です。

私の意図した、『面白い企画や技術や活動時間のリソースはあるけれど資金や広報力が無いから困っている』という人の参加は皆無だったのではないのでしょうか。
同人ゲーム作っている人も参加していましたが、自己資金でもりもりと作っていましたし。

これを、正しくマッチングさせるためにはどうすればよいのか?
そんなところを書き残したくて、本記事をあげます。


【経緯】
エロゲで有名な会社ビジュアルアーツさんが2016年の1月中旬にはオタク目クラウドファンディングサービスを始めたい、との情報を得たのですが、その際に
「町田メガネも、何かクラウドファンディングで実現したいことは無いか?まずは話を聞いてみないか?」
とのことで、秋葉原のVAさんの事務所に伺ったのが12月8日です。
サービス初期に、いくつかのクラウド募集案件でサイトを賑わせたいところですので、そういった営業活動を始めたという様子です。

伺うと、取締役さん自らが営業の方とともにいろいろとお話ししてくれたのですが、
「まった!この話は面白いからこんな閉ざされたところで少数でやるのはもったいない!」
と止めて、上述のような会を開いたわけです。


何が「面白い」と思ったのか?それは以下の5点にあります。

・版権元の紹介
・オタクに理解のある企業
・「秋葉原」に重点
・「出版」等流通・製造元も紹介
・マーケティング/広報支援

普通、クラウドファンディングサービスというのはIT屋の仕事で、仕組みだけ置いてあり、
運用規約などで制約掣肘はしますが、基本的には放置というものです。

そんな中、こうも積極的に企画発案者の支援を表に出す施策をみせるところは私が知るところでは初めてですし、
オタク、オタクの同人活動に理解のある姿勢や支援内容が特に気に入ったのです。

この数年間で失敗し流産した日本のクラウドファンディングサービスは数え切れません。
また「オタク向けクラウドファンディングサービス」を謳ったものも既にいくつか知っていますが、どれも散々なものです。
今回聞いた特徴は、過去の失敗サービスとははっきりと差分を感じるものでした。

で、その取締役の上原さんをゲストに呼び、秋葉原のとらのあなさん(正確にはユメノソラグループ)のサービスの一つであるAKIBAPOPDOJOというサービスを利用して、会を開いた訳です。


【集客の現実】
私は集客にあたって、AKIBAPOPDOJOの公式サイト内に申し込みページを立てて、そのリンクをTwitterで展開する、という手法を取りました。
個別に声をかけた方も少数いましたが、本当は興味の薄い人が「人付き合いだから」で来てしまっては申し訳ないですからね……

もう一つは、AKIBAPOPDOJOさん側からの呼びかけの依頼です。
このサービスはオタク活動の先生と生徒のマッチングシステムですので、私が期待する参加者をたくさん抱えているサービスなのです。

結果としては、前者経由の方ばかりでの参加者となりました。


そして、実際に会を開きみなさんの活発な意見や質疑応答を聞くと、その根底には
そもそも日本ではクラウドファンディングの認知が低く、言葉だけは知っていても……な人ばかりでなのではないかと。
「この新しい可能性をどう広げるか?この先どうなるか?」みたいな考えの方しか、
クラウドファンディングを咀嚼する気が起きていない、のではないかと。

参加している方たちは、すでにクラウドファンディングの知識がある人が多く、実際の利用者や出資者もいます。
会の企画者の僕が抜きんでて未熟者で、本来のセミナーの構造とは真逆の様でした。

起業家や先進的なビジネスマンにとっては、クラウドファンディングはこれからのサービスであり、
その「これから」の時代に楽しく先んじるために、私の会に来て情報を確認したり差分が無いかをチェックする。
そんなところが具体的な参加の実利だったかもしれません。
(交流による楽しさの価値や人の新しいつながりの可能性はまた別として)

そして、多くの日本のクリエイターや企画者にとってはクラウドファンディングは「それがあったか!」以前の認知度だったり利用ハードルを高く感じられるサービスなので、目に入ってもたいして意識しないのではないのかなと思いました。


【日本のオタク向けクラウドファンディングサービスのこれから】

過去の日本のクラウドファンディングサービスの多くが成立しなかった原因は様々に言えるのでしょうが、
「そもそも、早すぎた」そして「早すぎたがゆえに、にぎわっていない」なので「離れられる」があるなと思います。

今も、サーバーがまだ頑張っているオタク向けクラウドファンディングサービスがありますが、
そのどれもが「あっ……あぁ……」というくらいの賑わいです。

海外サービスを用いての成功事例が盛んに語られはしますが、「その話、別な場所でも聞いた……」というくらいコマが無いのが現実なのではないのでしょうか。

つまりは、そもそも。
クラウドファンディングサービスを軽率に利用できるような、まずは知ってもらえる使ってもらえる、
根本的に認知と利用のハードルを下げる施策を打たないとだめで。
逆に、それが出来るサービスが、これからの市場の拡大期に価値のある種をまけるんだろうなぁと思います。

良いサービスでも市場のパイが想定よりも小さいままつらみのある期間が業界全体として長引くのではないかとも感じました。
VAさんは、「不成立でもいいから案件を増やしてハードルを下げたい」とのお話をしていました。
質問者からあった「無名でも出資したい」というケースに関しては不成立の場合の返金を考えると難しいとことで、それはそうだなと。


【おまけ】
日本国内のクラウドファンディングサービスの利用料は、ほとんどが20%です。
VAさんの提唱するサービスも同じ利率でした。

で、他のサービスはその利率でありながら支援が見えないものばかりなのですが
VAさんのは上述の通り、その利率の中で各種の支援サービスがあるとの事なので、
その支援品質次第で利用者にとっては大きな価値になるのでは無いかと思いました。

面白い企画を立てる能力とマーケティング能力は別物なので、利用料の中に広報も入っているのであれば
武骨な職人タイプの、自分や企画のアピールが苦手な人にはさらに価値があるのかなと感じます。


VAさん、まだティザーサイトも無いので、気になる人がいたらお問い合わせを。
あてがなければ僕のTwitter( @machidamegane )で聞いてくれたら窓口にお引き合わせします。


【追記編集】
「不成立」の部分に関して、情報を追加編集しましたー

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